サボる時の言い訳

 仕事・部活・地域の行事などをサボりたいときには何らかの理由がないとさぼり難いです。
 会社によっては、有給休暇の消化を拒み有給休暇ですら理由を求められる窮屈な環境もあります。

・仕事を休む時の言い訳
 会社を休む。サボる時にどのような言い訳をしても、それが嘘の場合少なからず罪悪感を感じるものです。
 また、その嘘の内容によっては後々辻褄が合わなくなることも少なくありません。
 会社を休む(サボる)時は、それが本当に休む必要であっても出来るだけ理由を伝えず、淡々と休むという意思だけをつたえます。
 私生活では、人間関係を崩さないように後に困るようなサボる行為はやめましょう。

 ・体調不良を理由(仮病)
 自分が体調不良で休むということは少なからずあります。
 しかし、日頃の体調管理について問題とされるためあまり多用できるもではありません。
 適当な理由が見つからないときに止むを得ずに体調不良とする場合、具体的な内容は避けて連絡します。
 また、体調不良を理由にサボって遊びに行き、日焼けなどすると後で必要以上に気まずい(評価を下げる)思いをします。
 出かけるつもりであれば、体調不良を理由とするのは止めましょう。
 「病院に行く」「体調が悪い」「風邪を引いた」 など

 ・子供を理由とする
 企業におけるライフワークバランスの考え方が年々浸透し、子供の学校行事等に関することを理由に休むことについての弊害は少なくなっています。
 職場に同年代の子供を持つ同僚がいない場合には、子供のことで休むことについてどこまでは本当の行事か解り難いものです。

 ・子供の病気を理由
 子供が急に熱を出すことは良くあります。
 休む本人のことであれば、日頃の体調管理の問題が取り上げられる場合があります。
 しかし、子供のことであれば会社や同僚は寛容になりがちです。
 「子供が熱を出した」「病院に連れて行く」 など

 ・父母(祖父母を)を理由とする
 同居者に適当な年代の家族がいる場合、その介護を理由にすることが出来ます。
 しかし、自身が介護者を抱える可能性があると会社に認識されることは、長期的には非常に大きなマイナス要素となります。
 休む時は、介護のためではなく、同伴するためにだけに休むということを名言しておく必要があります。
 「親の通院のため」「入院(退院)」「手術」 など


・有給休暇の取得
 有給休暇の取得は労働者の正当な権利です。しかし、有給休暇を取り難い会社が多いのが実際です。
 また、休みを事前に申請する必要があるため、取得には理由を求められるなど有給休暇を取り難い環境を意図的に作っている会社もあります。

 ・有給休暇の取得時の理由
 有給休暇は、使用者(会社)の時期変更権を除いて労働者の自由な裁量で取得出来るものです。
 このため、その取得に関して本来理由は必要ありません。
 一度理由を考え出すと、取得するたびに適当な理由をこじつける必要があるため、取得する側が理由は必要ないことを割り切ることが必要です。
 有給休暇の取得は、常に「私事」として統一して置きましょう。
 稀に誰もが納得するような合理的な理由がある場合も、同様の理由(「私事」)として、後の同僚の会話等で実は昨日は・・・だった等と周りにさりげなく伝えるようにしておきましょう。

 それでも適当な理由が必要な場合は、
   「有給休暇の理由 例と書き方 口実」へ
 有給休暇を取得し難い会社でも使用できる便利な有給休暇の方は、
   「有給休暇取得の便利な方法と使い方」へ。
 退職するにあたり有給休暇を使えないということにならないように、有給休暇を取得して退職する方法では、
   「退職時 有給休暇とり方」へ。


・お勧めできない言い訳
 ・身内の不幸を理由とする
 サボる理由思いつきやすい事に、身内の不幸を理由とする方法があります。
 しかし、あまり使用すると違和感があるため年に1回程度しか使用出来ません。
 また、近隣の不幸であれば新聞に載ります。遠方であれば移動が伴うため後々の日常会話がかなり厄介となります。
 さらに、予想外に本当の不幸などが重なる場合にもあり、労力に対してあまり使える理由ではありません。
 特に給与が保証された特別休暇の対象となる忌引きについては、絶対に虚偽の申告をしてはいけません。もともと有給休暇のつもりであっても、話の流れから特別休暇扱いで処理され給与を取得したときには、不正に給与を搾取したとして給与分が弁償させられるだけでなく、懲戒処分の対象ともなります。
有給休暇の理由 例と書き方 口実 へ

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