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仕事に必要なさぼり

 サボると言うとデメリットばかりが強調されます。
 しかし、個々人が最大の成果を発揮するためには、適時サボる(小休憩)ことでより効率を高めることが必要です。
 サボリを嘆く前に、その必要性を念頭においてからさぼらせない方法を考えましょう。

・小休憩ではなくサボると表記する意味
 会社(上司)によって管理されている一休みは、例え僅かな時間でも休憩(小休憩)に分類されます。
 しかし、一部のPCデーター入力を専門としている企業を除くと、細かい単位での管理された休憩制度について少ないのが実態です。
 このため、必要な小休憩であっても多くの企業にとってサボリと同一視されていることがあるため、あえてサボリとしています。


・仕事に必要なさぼり
 仕事をさぼる理由でも触れていますが、「人の集中力の持続時間は、医学的に50分」「VDT作業にでは、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分~15分の作業休止時間を設る」となっています。
 良い仕事。継続する業務で極端な負担をかけないためには、適時さぼるということが避けては通れない道です。
 また、サボることで得る恩恵は、職種によって大きく異なります。


・サボることでの恩恵
 ・単純作業を行う業務
 単純作業などを淡々と行う場合、さぼったことによる恩恵について直接的には解りにくいです。
 しかし、眼精疲労・手の腱鞘炎・同じ姿勢による腰痛等を予防し、長期的に務めやすい職場づくりに貢献します。

 ・精密作業を行う場合
 集中力が必要な精密な作業では、集中度合いがその精度に大きく影響します。
 適時サボリを混ぜることで、製品ロスを大幅に低減することが出来ます。

 ・アイディアが求められる業務
 文才・デザイン・手法・プレゼンテーション。
 業種は様々ですが、特有の発想が求められ個人の能力に大きく依存する業務では、その労働時間と業務成果は比例しません。
 このような業務では、サボる時間を含め発想する機会を与えることが重要となります。

 ・極度の緊張状態がある業務
 医療従事者等の責任の重い業務では、緊張状態による精神疲労が蓄積しやすい環境にあります。
 勤務者の精神ケア。医療事故防止の観点からも、適時サボることが長期的な運用に必要不可欠です。

 ・忙しい部署での業務
 忙しい時期。忙しい部署では、勤務員が休憩し難いことにより多忙感が増加します。
 この多忙感は、勤務員の精神疲労へと繋がり蓄積されます。
 長期間、精神疲労の蓄積をすることで単純ミスの増加。うつ病患者の発生。離職者の増加等が懸念されます。
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